美脚を目指す人に正座は禁物
日本では昔から、正座が当たり前の習慣でした。子供の頃、食事の時に正座をさせられた経験がある人が多いのではないでしょうか。欧米化が進む現在でも、畳や床に座る時は自然と正座をしていたり、かしこまった席では特に正座が基本ですよね。
そんな日常にある正座ですが、座っていて足が痺れた事はないでしょうか?時には足の痺れが悪化し、指が麻痺したり脚にも痺れが出たり、立ち上がるのが困難になった経験をしたことありますよね。
この痺れは、脚に大きな負担がかかっている証拠です。
正座が脚を太くする
正座をすることで、脚が圧迫されます。圧迫された脚は、血液の流れが悪くなり「酸素」や「栄養分」がしっかりと行き届かなくなる症状を引き起こします。その状態が長時間にわたって続いた時に「痺れ」として体が危険を知らせるサインを送るのです。
血液循環が悪いという事は、当然「リンパ」の流れも悪いという事。よって代謝の悪い痩せにくい脚にしてしまうのです。
正座からの二次被害
正座をしていて足がしびれると、足を崩し「お姉さん座り」「M字座り」「あぐら座り」などしていませんか?楽になると思ってしている座り方が、脚を歪ませる原因になっているのです。
お姉さん座り…体の重心が傾くことで骨盤を歪ませる。M字座り…膝を内側に入れ込むことで股関節・膝の関節が歪む。あぐら座り…脚の上に脚を重ねる事で血液循環が悪くなり、更に乗せた脚の重圧で骨の歪みが生じる。
このような二次被害を起こさない為にも、正座で座ることは極力避けることをオススメします。
脚に負担のない座り方
まず言えるのが「床に直接座らない」事です。子供を将来モデルさんにしたいと考えている親は、子供に正座や地べた座りは一切させません。ソファーや椅子のある環境を整え、徹底的に脚の管理をしています。
床に直接座る習慣のないアメリカの方たちは、O脚になる人が日本人と比べて圧倒的に少ない、これは、座り方が大きく左右しているという事実です。
どうしても床に座らざるおえない場合は、「両足を揃えて真っ直ぐ前に伸ばし、背筋をピンと伸ばす」姿勢が、脚に負担がかからずに座れる方法です。
まとめ
何気なくやっていた座り方が、実は脚に大きな負担をかけている。もしこの事を知っていたら、もっと早くに気をつけていたはずです。でも今からでも充分に間に合います。これからの座り方に注意して生活してみて下さい。