脚の白い斑点もしかしたら「はたけ」!?
幼児・小学生・中学生の子供によくみられる、主に顔を中心にしてあらわれる「白い斑点」これを「はたけ」といいます。
「はたけ」の正確な名称は「顔面単純性粃糠疹」(がんめんたんじゅんせいひこうしん)これに似た症状で間違いやすい病気に「尋常性白斑」(じんじょうせいはくはん)があります。
はたけ(顔面単純性粃糠疹)は、子供に多く少し色素が抜けた色で真っ白ではありません。尋常性白斑は大人になってから出る事が多く、真っ白な斑点が特徴です。
今回は、はたけ(顔面単純性粃糠疹)についてお話します。
脚にはたけ?!
主に顔を中心にできる「はたけ」ですが、首や背中・腕や脚などにあらわれる事もあります。
脚の血色が悪い・白い斑点があると感じている方、もしかしたら「はたけ」の可能性が考えられます。
はたけ(顔面単純性粃糠疹)特徴
白い斑点の大きさは0.5センチ~3センチ程の大きさで、色は真っ白ではなく、少し色素が抜けた色。
痛みや痒みはなく、カサカサ粉を吹く場合もあります。
日焼けした場合、はたけの部分は黒くなりにくいので、夏場は特に目立ちます。
はたけ(顔面単純性粃糠疹)原因
まだはっきりした原因が分からないのが現状です。
しかし、一説によると「乾燥」・「アレルギー」・「アトピー」などが関係していると言われています。
はたけ(顔面単純性粃糠疹)治療法
特に治療は必要ありません。
思春期青年期を迎える頃に、だんだんと色が薄くなり自然に治っていきます。
はたけには保湿クリームが効果的・はたけにはビタミンが効果的など様々な意見もありますが、自身の経験上どれが効果があったのかは未だにわかりません。
まとめ
私自身、5歳の頃はじめて口の脇にはたけができました。小学校に入り、首や脚にもはたけが増えました。
中学生になった時、恥ずかしくてファンデーションで隠しながら登校したのを覚えています。本当にはたけがコンプレックスでした。
でも高校生になりだんだんと薄くなっていくのがわかりました。そして今では全く症状はありません。
今はたけで悩んでいる方、成長と共にきっと改善されると思います。